はじめに

自分達の結婚式に来てくださるゲストには、行き届いたおもてなしで楽しんでいって欲しいですよね。

もしもゲストに妊婦さんがいる場合は、よりいっそうの配慮をしてあげてください!

妊婦への配慮も行き届いたワンランク上のおもてなしは、感謝されますし、一目置かれますよ!

ポイント

  • 生ものは避ける
  • ノンカフェイン、ノンアルコール
  • 禁煙
  • 休憩室
  • ブランケット




料理への配慮

妊婦さんへの配慮として、特に注意していただきたいのが、料理への配慮です。

妊婦は食べてはいけないものや、あまり食べない方がいいものなどがあります。

もちろん本人が一番気を使っているはずですが、通常のコースでは妊婦への配慮はされていません。

場合によってはほとんど食べられないなんてことにもなりかねません。

生物は避ける

生の食品の中でも、生肉ローストビーフ生ハムなどは、注意が必要な食べ物です。

これらの食品には、トキソプラズマというウイルスが付着している可能性が高いからです。

妊娠初期にトキソプラズマに感染してしまうと、生まれてくる赤ちゃんに障害が出てしまう恐れがあるのです。

同理由で生野菜や刺身にも注意が必要です。

これらの食品にすべてウイルスがついているというわけではありません。

しかし、ついていないという保証もないため、妊婦自身も控えるようにしていると思います。(私も妊婦になってから気を付けていました!)

コース料理にはこれらの生の食品が使われているものが多いと思います。

せっかく来てくれたのに、料理を全然食べられないのは申し訳ないですよね。

生の食品を避けられるか、別の料理を準備できるかなどを事前に確認し、配慮してあげてください。

ノンカフェイン、ノンアルコール

妊娠中は食べ物だけでなく、飲み物にも注意が必要です。

カフェインとアルコールは妊娠中には控えたい飲み物です。

アルコールは言わずもがなですね…

妊婦でなくても、アルコールに弱い方、車で来ていて飲めない方もいると思います。

ノンアルコールのドリンクも準備してくださいね。

意外と盲点なのが、カフェインの入った飲み物です。

カフェインと聞くとコーヒーのイメージが強いかもしれませんが、緑茶や紅茶にも入っています。

まったく飲んではいけないというわけではありませんが、やはり飲まないように意識してしまうものです。

食後の温かい飲み物が、コーヒーと紅茶だけだとカフェインを避けられないので、ノンカフェインの飲み物を準備できるか、確認してみてください。

空間への配慮

禁煙・分煙

妊婦にとってタバコの煙は、流産のリスクに繋がる恐れがあるため天敵です。

本人の喫煙ももちろんですが、受動喫煙もリスクになります。

披露宴会場が禁煙であるか、可能なら別で喫煙所を設けてもらい禁煙にできるかなども確認してみましょう。

難しいようであれば、同じテーブルに喫煙者を配置しないようにするなどの工夫が必要かもしれません。

最近では、会場内は禁煙というところも増えてきていると思います。

妊婦だけでなく、非喫煙者や子どもにとってもいいものではないので可能であれば禁煙の方がいいですね。

もちろん、すべてのゲストに快適に過ごしてもらうため、喫煙者のための喫煙スペースの確保も大事ですよ。

休憩スペース




個人差がありますが、妊娠初期にはつわりや臭いに敏感になるなどの症状がみられます。

体調をくずしやすいので、休憩できるスペースや控え室を用意できるといいですね。

控え室は親族用に用意されることがありますが、他のゲストのためにも用意することができるところもあります。

あらかじめ用意されているもの、頼めばできるもの、オプションで料金がかかってしまうものなど様々だと思います。

可能であれば控え室を用意してあげたいですね。

ただし、料金がかかってしまう場合には無理に用意する必要はないと思います。

具合が悪くなって使うかはわかりませんので…

逆に親族用の控え室を使ってもいいかなども確認してみましょう。

ブランケット

会場内は空調が効いていますが、すべての方が快適な環境というのは難しいものです。

女性はドレスなどを着ているので、寒く感じてしまうこともあると思います。

妊婦は特に、冷えは禁物です。

ブランケットを用意してあげると冷え対策になるのでとっても喜ばれると思います。

いかがでしたか?すべてを実行するのは難しいと思いますが、あなたの心遣いは感謝されると思います。

あくまで一例なので、せっかく用意したのに使ってくれなかった…となってしまうと報われない気持ちになってしまいますよね。

心配りが押し付けになってしまわないよう、無理のない範囲で取り入れてみてはいかがでしょうか。

特に仲の良い友達なら、是非来てもらいたいけど、無理はしてほしくないって思いますよね。

必要な配慮などを事前に本人に確認するのも、お互いにとっていいかもしれません。

私たちはゲストに妊婦がいなかったのでここまでの配慮はしていませんが、妊活中の友人がいたので、生ものとカフェインを避けるようにお願いしました。

準備で忙しいので自分達のことばかりになってしまいがちですが、ゲストへの配慮も忘れないようにしてくださいね。

素敵な結婚式になることをお祈りしております。