はじめに
式場を決めるときは勢いや雰囲気に流されてはだめですよ!
私たちの失敗談も含めて、注意点やポイントを紹介します!会場を決める前に読んでくださっていることを願うばかりです…
何を隠そう、私たちも式場選びの際に雰囲気に流されて仮契約してしまい、あとから現実に帰りキャンセルして10万円の仮契約料を無駄にしています…
あの10万円があったら…
皆さんにが同じような失敗をしないように、私たちの経験を参考にしていただけたら幸いです。
失敗の経緯
まずは失敗の経緯を説明します。
会場の候補が特になかった私たち。
ゼクシィに乗っている会場や予算などは見てみるもののあまりイメージが沸かず、ゼクシィのカウンターに行くことにしました。
ディズニー風にしたい!
という思いはあったので、その辺の希望と、お互い親戚が遠方からになるのでアクセスがよい(バスなどを用意してくれる)ことを条件に探してもらいました。
最初に提示されたのが…アニヴェルセル…
コテージタイプ?で自由度が高く、それでいて高級感がありおしゃれで洗練されていました。
会場としては申し分ありませんでした。
急な当日のアポイントメントにも関わらず、ドリンク飲み放題や高級料理の試食。
極めつけは、夫のわなげセンスが開花してしまったこと…ww
どういうことかというと、キャンペーンでわなげに挑戦して15ポイント以上ならドレスチェンジのカクテルドレス代が無料に!!
夫が見事に全投わなげを成功させてしまい、ドレスチェンジとカクテルドレス代の35万円が無料に!
至れり尽くせりとドレスが無料になるおまけで気持ちが完全に傾いてしまいました…
ちなみに誰でもポイントが取れる簡単なわなげではなく、直前にやっていたカップルは3ポイントくらいでした。。
招待する予定の人数と希望の日取りなどおおまかな希望を伝えて見積りしてもらう頃にはすっかり夜遅くなっていました。
疲れていたこともあり決めちゃう雰囲気に…今契約しないと希望の日にちにはできないし、わなげの特典が受けられないと言われ、そのまま仮契約。。10万円也。
帰宅して翌日冷静になりいろいろ調べてみると、アニヴェルセルのネームバリューや会場のロケーションもありましたが、一般的な結婚式の費用と比べてもかなり割高であることに気づきました!
身の丈にあっていないことや、最初の見積もりでは大したオプションや演出が入っておらず、料理などのグレードも最低ランクで見積もりされていることもわかりました。
アニヴェルセルに限った話ではありませんが、打ち合わせを重ねて行くと100万円程度上がってしまうことがほとんどだということを知りました。。
お色直しのカクテルドレスが好きなものを選べて無料だったとしても、料理やドリンクを変更して見積りよりもさらに上がることを加味して、そこの会場は諦めるという懸命な判断を下しました。。
もちろん会場としては不足はなかったので、そこであげられていればそれはそれで素敵だったと思いますが、明らかに予算をオーバーしていましたし、下調べや勉強が不足していました。。10万円の授業料を払った感じです。。
式場決めの注意点
ここからが本題です!会場決めで迷っている人は次のことに注意してください!
- 最初は低めの予算を提示する
- 絶対上がることを念頭に置く
- 2つ以上の会場を下見する
- 各種割引や交渉などは見積り時まで
1つずつ解説していきます。
最初は低めの予算を提示する
結婚式を挙げるにあたり、ゲストの人数などで大方の予算がわかると思います。
何にどのくらいかかるか、必要な予算については別の記事で紹介していますので、合わせてご確認ください。←準備中
会場で相談すると人数と予算を最初に聞かれて、そこがベースになってきます。
例えば、300万円の予算であることを伝えると、その予算に合わせて大まかな見積りを作ってくれます。ここがポイントです。
見積りが出て、290万円くらいだったらどうでしょうか?
300万円を切ってるからいいかも!と思ってしまいませんか?。。
逆に、チャペル代や会場使用料などをいろいろ割引して310万円です。だったらどうでしょうか?
いろいろ割引されているから10万円くらいなら許容するか。。と思ってしまいませんか?
ここで言葉だけで説明するのは難しいのですが、きっといろいろな心理作戦が織り込まれているんだと思います。
ドレスやケーキ、会場の装飾など、最初にキラキラした部分を紹介してきます。
そして、自分自身が式を挙げている様子をイメージさせてくれるような画像やパンフレットを見せてくれます。
すっかりそこで挙げる気になってしまいます。
そして、金額が普段目にしない額なので感覚がマヒしてきてしまいます。
また、この予算は見積りを作るのに目安になりますが、同時にこのくらいなら式を挙げられるよと、こちらの手の内を明かしてしまっているようなものなのです。。
見栄などを張らず、50~100万円程度低く言うのがいいので注意してください。後述しますが、50~100万円というのもポイントになります。
私たちも2回目の式場決めの時には、当初の予算から100万円ほど下に言いました。
額面的にはあまり現実的ではなかったのでプランナーさんも困惑というか、少々冷やかでしたが、最初からチャペルの使用料などが割引きされて見積りを作ってもらえましたよ!
見積額から上がることを念頭に置く
ほぼ確実に、最初の見積りから大幅に金額が上がります。
平均では50~100万円ほど上がっているみたいです。
最初の失敗談を踏まえて見積もりをしていても、私たちも100万円くらい上がりました…
上がるのには様々な理由がありますが、最初の見積もりが最低限のグレードで行われていることにあります。
メインディッシュのお肉が和牛ではなくアメリカ産とか、ドリンクが飲み放題ではなかったり、種類が少なかったりとか。
この他にも、演出や会場装飾、ドレス、ペーパーアイテムまで、上がる要素はすべてにあります。。
この辺のギャップが大きくなるほど、初期の見積りと実際の金額の差が大きくなってしまうのです。ポイントは、
オプションなどは最初になるべく盛り込んでおいて、見積りを作ってもらうこと
です。打ち合わせを重ねていくうちに、グレードを下げてもよさそうなら下げたり、不要なオプションを外せばいいだけなのです。
私たちはこれをしていても、大幅に上がりました…
網羅できていない部分があったり、打ち合わせをしていくうちにこだわりたくなったり。
ですので、最初の見積りからは大きく上がるものだと念頭に置いて、覚悟しておく必要があります。
2つ以上の会場を下見する
式をあげたい会場を決めていて一択であれば不要ですが、迷っていたり安くあげたい場合には、2つ以上の会場を下見することをおすすめします。
ここでのポイントは、最初に第一希望の会場には行かないことです。
最初に見に行った会場は、知識や比較対象がないのでよく見えてしまいます。
そのままの雰囲気や流れ、殺し文句で決めてしまうことが多いのです。
3割のカップルは最初に見た会場に決めているそうです(ゼクシィカウンターで聞きました。)
私たちもまさにそれで、最初に見たところが良かったため大した割引交渉もせず、割高料金で契約をしてしまいました。
即決してしまわないように、最初は第二候補の会場で様子を見ておき、次に第一候補の会場を見た方が失敗が少ないと言えます。
このとき、見積りを見せて相見積もりしてもらうこともポイントです。
見積を作成してもらうの自体は無料でできるので、最初にもらった見積りをみせると話が早くなります。
私たちの場合は、最初(失敗後の最初)の会場で、低めの予算で時期や人数などを交渉して会場使用料やチャペルの使用料が割引になりました。
その見積を持っていった次の会場では、それプラス別の料金を割引いた見積りを最初から作ってくれました。
気力と精神力があるなら、さらにこの見積りを持って最初の会場に行く、を繰り返して競争させるとさらに安くなることがあるみたいです。。
やりすぎはそもそもお断りされてしまう恐れもあるので、節度やモラルは待っていた方が良さそうですが…
ただし、会場のランクがそもそも違う場合には、あまり使えない方法です。
私たちも、会場のランクがそもそも違うので…と2回目には拒まれました!ww
会場側にも、割引きできるものできないものなどがあるようですが、素人の私たちには交渉の余地がないですよね。
相見積もりで競争してもらった方が安くなることがありますので、2つ以上の会場を見た方がいいと思います。
各種割引や交渉などは見積り時まで
これはかなり大事だと思います。契約をする前であれば、会場側は式をあげてもらいたいので、多少無理めな交渉でも検討してくれることがあります。
逆に、一度契約した後では、割引はまずありませんし、強気に来られてバッサリ切られることも。。
成功例と失敗例をそれぞれ紹介します。
成功例①
ゲストに友人が多いこともありドリンクメニューは焼酎やウイスキーよりも、カクテルメニューを充実させたいと思っていました。
しかし、カクテルメニューが追加になると料金が上がってしまうので、変更してほしいと交渉したところ、ウイスキーをなくす変わりにカクテルメニューを追加してくれると言われました。
単価で言えばその方が安く上がるので会場側としてもよかったのかもしれませんが…
成功例②
規約には料金は当日までに全額を支払っておく必要がありご祝儀払いできなかったのですが、そこも交渉したら、半分以上振り込まれていれば、ご祝儀払いでもいいと言われました。
ご祝儀払いが可能かどうかはかなり大きいので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ブライダルローンは組まない方がよい? ご祝儀払いがおすすめ
成功例③&失敗例
私たちは、それぞれの地元の中間地点で挙げることにしたので、どちらもゲストが遠方からになってしまいました。
そのため、前泊or後泊が必要になり、ホテル代を負担に感じていました。
前泊のホテル代やお車代はどのくらい負担したらいいか困りますよね。お車代については別記事で紹介したいと思います。←準備中
お車代の負担が大きいのでもっと割り引きできないかと会場側に交渉しました。
そしたら、3部屋まで特別料金で泊まれるところを10部屋まで増やします。ほぼこれで決めたようなものでした。
早速、何日に何部屋押さえるか教えてくださいと言われましたが、その段階では親戚が前泊を選ぶか後泊か選ぶかわからない状態。。
後からでも変更できますと言われたので、その場では10部屋分は決めませんでした。
いろいろ決まってきた後で、10部屋分の内訳を伝えていたら、なぜか7部屋分が正規料金で計算されていることに気づきました。。
『10部屋までは特別料金になるのでは?!』と言うと、『そんなことは言ってないし、それはあり得ないです。それにそのような記録が残っていません。』とも言われてしまいました。。
確かに言っていたし、決めてはそこだったのに詐欺のように感じてしまいましたが、契約や見積にも確かに記載されていなかったので、何を言っても無駄だとあきらめていました。。
でも、後から部屋を仮押さえしようとしてたときの記録に、特別料金で6部屋分記載されたものが出てきて、その分は特別料金にしてもらいました。
ということで、契約するまでは交渉の余地があるので、いろいろ相談してみた方がいいです。
一方で、契約した後はなんと言っても割引等にならないことがほとんどです。
口約束でうやむやにならないように、割引や変更してくれたことは書面で書いておいてもらうようにしましょう。
紹介した通り、契約前であれば以外と融通が聞いたり、割引きされるところも多々あります。
契約の前までに気になるところは相談したり交渉してみましょう。
いかがでしたか。私たちの失敗例も交えながら、会場選びの注意点について紹介しました。
気に入った会場で、素敵な結婚式をあげてください。