はじめに
ブライダルチェックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
最近では、結婚前に受けていないと結婚を前提としたお付き合いをしないという人もいるんだとか…
晩婚や妊活に並んでよく聞くようになったブライダルチェック。
『ブライダルチェックって何をするの?』
『ブライダルチェックって何のためになるの?』
『そもそもブライダルチェックってなに??』
そんな疑問解決の一助になれば幸いです。
また、結婚式の準備で忙しい今だからこそ、受けておいた方がいい!
という、私たちの経験談から、ブライダルチェックの早期受診を勧めたいと思います!
ブライダルチェックって?
聞き馴染みがない方はなんのことという感じかもしれません。
『ウェディングプランナーか何かに、結婚に必要なものをチェックしてもらうの?』
あながち間違いではありません。。結婚の先を見据えて、お医者さんにあなたの健康状態を診てもらう。それがブライダルチェックです。
さらにいうと、結婚して子供を授かる前に、不妊や流産に繋がる病気(性病など)がないか、卵子(精子)が健康かといったことなどを調べてもらうのがブライダルチェックです。
大概は、尿検査や血液検査で性病に感染していないか、麻疹・風疹の抗体があるかなどを調べます。
ブライダルチェックは早めに
結婚や結婚式が決まったら、早めに受診しておくことをおすすめします。
『若いから不妊の心配はないしまだいい』
『結婚式の準備で忙しいからまだ』
『今の旦那さんとしか経験がないから大丈夫』
と、何かと理由をつけてブライダルチェックは受けなくてもいいと思っていませんか?
そんなことはありません!生涯のパートナーと出会い、二人の子供を望むなら、早めに受けておきましょう。
安心できる
経験が豊富な方ではないですが、ちゃんとした機関で調べてもらい、性病などに感染していないとわかると安心します。
また、相手も感染していないとわかると安心できます。
結婚相手には、ブライダルチェックを受けていることを条件に挙げる人もいるそうなので、気持ちはわからなくはないかなと思います。
ちなみに、ブライダルチェックは女性だけじゃなくて、男性のブライダルチェックもあります!
夫は結婚式準備のさなかでしたが、ブライダルチェックの話をしたら、自分から調べに行ってくれました。
男性は性病だけでなく、精子の運動率や奇形率なども見てくれるそうです。
男性のブライダルチェックについては、別の記事で紹介したいと思います(準備中)。旦那さんにも教えてあげてくださいね。
早期に対策できる
万が一、性病が見つかっても、ほとんどはきちんと治療すればよくなります。
重症化するものもあるので、早めに診てもらい早く対策することで、悪化する前に治療できます。
また、性病は流産のリスクにも繋がるので、将来不妊で悩む前に早めに診てもらった方がいいでしょう。
性病だけではなく、麻疹は風疹の抗体の有無も調べてもらえます。
世代によっては、風疹の予防接種が1回しか行われておらず、抗体が減少している方もいるのではないでしょうか。
また、予防接種がきちんと行われていても、抗体は徐々に減少していくため、感染するリスクは高くなっていきます。
風疹は妊娠中に発症すると、胎児に影響が出ることがわかっています。
そんな中、最近は風疹の患者が増えているというニュースも出ています。
抗体があるかを確認できますし、必要に応じて予防接種を受けることができます。
風疹は抗体価が32未満だと予防接種を受けておいた方がいいそうです。
夫は8、私は16だったので予防接種を受けました。
風疹の予防接種ですが、受けてから2~3ヶ月は妊娠を避けた方がよいと説明を受けました。
病院・先生によってはもっと長い期間の避妊を推奨するところもあるようです。
抗体を作るために、わざとウイルスを体内に注射するため、万が一がないように注意する必要があるようです。
ですので、結婚式が終わって落ち着いてから…と考えていると、予防接種を受けておいた方がいいかも!しばらく妊娠できない!
といったことになります。結婚式を控えていて、妊活はまだという今がチャンスとも言えます。
予約が取りづらい
いざブライダルチェックを受けようと思ってもすぐに受けられない可能性が高いです。
というのも、婦人科で受ける必要がありますが、婦人科は混んでおりなかなか予約が取りづらいのです。
希望の日になかなか予約が取れず、私は結局1か月先の予約になりました。
先生は女医がいい。土日やっているところ。AMHを測定してもらえるところ。など条件を付けると、受診できる病院・クリニックが限られてしまうので、最悪3か月以上先になることもあります。
既にご存じの方、使っている方もいると思いますが、私はオズモールというサイトから婦人科を予約しました。
オズモールというと、ホテルやレストラン予約ができるイメージですが、ブライダルエステから婦人科の検索まで幅広く使えます。
私は、最初の検診は女医がいるところがいいと思っていたのですが、口コミが多数掲載されているので、口コミを見て、女医さんがいて対応がよさそうなところに決めました。
結婚式が終わってからと流暢なことを言っていると、どんどん遅れを取ってしまいます。
また、AMHの値が低いと早々に不妊治療に移行した方がいいと言われてしまいます。
私も、年齢の割にかなり低くてその時はかなり焦ってしまいました。AMHや不妊については、別記事でまとめる予定ですのでもう少々お待ちください。
どうしても病院で検査してもらうのには抵抗があるという方には、まずは自宅で検査キットを使用するという方法もあります。
結婚式の準備で忙しいと思いますが、その先も見据えて早めにブライダルチェックを受けませんか?