プロフィールムービーに使える！ニコ動風動画の作り方

はじめに

いきなりですが、こちらの動画をご覧ください。

どこかで見たことありますよね？ そうです！ニコニコ動画、ニコ動です！

動画にコメントなどがリアルタイムで表示されて、テロップとして流れるものです。

この演出をプロフィールムービーに取り入れられたらやってみたいと思いませんか？

さすがに、その場でリアルタイムのコメントを入れられるわけではありませんが、ニコ動風の動画を作ることができるのです！

ちなみにさっきの動画は、ムービー担当の夫が考案して作ったものです。

動画を投稿してせっせとコメントを書き込んだ訳でもありません。

決して、パソコンに詳しいわけでもありません。

高価な動画編集ソフトなどを使用したわけでもありません。

あなたのパソコンにも入っている可能性が高い、あるアプリケーションを使うだけでニコ動風の演出を追加できてしまうのです！

パソコンをお持ちの方は、オフィスのWordやExcelを使用することがあると思います。文章を作成するWord、表計算のExcelは会社でのデスクワークだけでなく、年賀状や家計簿など、一般家庭でも使う機会が多いと思います。

これらのソフトは、あらかじめパソコンにインストールして販売されていたり、パソコンを購入後、オフィスソフトのライセンスを購入して、インストールしていると思います。

この時、文章作成のWord、表計算のExcelと同時に、あるオフィスソフトがインストールされているはずです！ それが、パワーポイントです！

使ったことがある人はなんとなくわかったかもしれません。

使ったことがない方は安心してください！

プレゼン資料などを作成する機会がない限り使うことはありません。。

パワーポイントはプレゼン資料を作るためのアプリケーションなのですが、これがかなり万能なのです！

パワーポイントを使うことで、ニコ動風動画や、LINEメッセージ風動画、画像を重ねたコマ撮り風動画などを作ることができるのです！！

LINEメッセージ風動画の作り方はこちら
画像を重ねたコマ撮り風動画の作り方はこちら

WordやExcelを使うためにオフィス系のソフトをインストールしている方は、今まで使う機会がなかったパワーポイントがおまけで入っている可能性があります！

新たに動画編集用のソフトを購入したり、インストールする必要はないので是非オススメです。

はいっているかどうかは、スタートメニューの検索ウインドウに、PowerPointと入力して検索してみてください。

ワードなどのオフィス系ソフトが入っていたら、PowerPointがインストールされていますので、この方法で作ることができますよ！

ニコ動風動画の作り方

まずはパワーポイントを立ち上げます。

プレゼン資料を作るためのものなので、最初のページは標題を入れられるようになっています。

タブのスライドのレイアウトから、無地のものを選択してください。テキストボックスを選択してデリートしても同じなので、それでも大丈夫です。

テロップを入れたい画像や動画を挿入します。コピー&ペーストか、タブの画像挿入、または、動画挿入で挿入できます。

今回は動画の場合の作り方を紹介します。

画像はスライドのページに合わせて、サイズを変更かトリミングなどを行ってください。

ふちが白く残ったままだと、それがそのまま動画になってしまいます。

ちなみに、スライドのページより大きくしていれば(はみ出していれば)、トリミングしなくても大丈夫ですよ。

ただし、ページよりも大きい部分は表示されませんので、動きが大きいく、見切れてしまうと何の動画かわかんなくなってしまう場合などは注意が必要です。

挿入タブの図形から、テキストボックスを挿入し、ここにテロップとして表示させたい文字を入力します。

文字の色は白にすると、ニコ動感がさらに出ますよ。

ここからどうやってテロップにするかというと、アニメーションの追加です！

パワーポイントは、プロジェクターなどで画面に表示させながらプレゼンするときに、強調したり注意を引いたり、聞き手を飽きさせないためにアニメーションを追加することができるのです。

このアニメーションは、文字を動かしたり、表示させたり、大きくさせたり、消したり、と様々なアニメーションを設定することができます。

この中から、テキストボックスを動かすアニメーションを追加してテロップのようにします。

動かす時間や開始のタイミングを変えられるので、それぞれの文字にアニメーションを追加すると完成です。

タイミングはクリックではなく、前のアニメーションのあとにしてタイミングを変えるといいですよ。

動かす時間や開始のタイミングを変えられるので、それぞれの文字にアニメーションを追加し、タイミングや移動する時間を変更して、テロップが表示されているようにします。

タイミングはクリックではなく、直前の動作と同時にして、継続時間と遅延の時間を調節して変えるといいですよ。

ちなみに動画については、開始位置の変更や動画のトリミングなど、簡単な編集ならパワーポイント内でもできますよ。

出来上がったものの確認は、F5を押すか、スライドショーの再生を押すと見ることができます。

スライドショーの確認で問題なければ、タブのファイルから、保存と送信を選択し、動画に変換を押します。

スライドの時間を、すべてのアニメーション(テロップ)が終わる時間にして、動画に変換します。

すると、先程作ったパワーポイントが動画になるのです！

これをプロフィールムービーの素材の一部として使えばいいのです！

かなり手間はかかりますが、同様にして、静止画にもテロップを入れることはできます。

ちょっと応用してテロップの流れ方を変えると、スターウォーズのオープニング風でテロップが動くものなどもを作れます！

プロフィールムービーの冒頭や、オープニングムービーでも使えると思いますよ♪