はじめに
ウェディングドロップス(ハートドロップス)とは、ハートや星形などのチップにメッセージなどを書いてフレームに入れてもらうことで完成する、ゲスト参加型の演出の一つです。
海外ではポピュラーのようですが、日本ではインスタ映えすると、ひそかにブームになっているんだそうです。
結婚式の間、ウェルカムスペースや会場に飾っていてもかわいいですし、終わったあとは新居に飾ってもいいですよ!
ウェディングドロップス(ハートドロップス)のフレームで検索すると、楽天などで購入できます。
買うとなるとそれなりのお値段がしてしまいますが、自分で作ることもできますよ!私たちも自分で作りました。
作り方は2通りありますが、今回はコルクボードを使用したウェディングドロップスフレームの作り方をご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
もう一つのスチレンボードを使用したウェディングドロップスフレームの作り方についてはこちらの記事で紹介しています。
作り方
材料、必要なもの
- コルクボード(フレームが木製のもの)
- 透明下敷き
- 竹ひご(直径3~5ミリ)
- 彫刻刀
- ボンド
- 両面テープ
- スチレンボード(なくてもOK)
今回はメインの材料である、コルクボード(A4)、透明下敷き(A4)、竹ひごはセリアで購入しました。
似たような商品はダイソーやその他の100円均一などにもありますし、それぞれ要所を押さえておけば他のお店のものや、他の形・大きさで応用がききます。
この作り方であれば彫刻刀も含めてすべて100円均一で揃えることができます!100円均一侮れませんね。。
この他にも100円均一にあるものを使ってこんなものやこんなものもDIYで作り、結婚式や前撮りに使用しました。併せて参考にしていただければ幸いです。
コルクボード
フレームが木製で、コルクボードを外せるものがいいです。100円均一でちょうどよいものが売っています。
裏面のねじを緩めてボードを外し、チップを投入するための穴を作ります。
投入する穴を作るために、フレームが木製の方が作りやすいというわけです。
投入口を開けられれば、木製のフレームにこだわらなくても大丈夫です。
フレームを横置きにするか縦置きにするか、どこから投入するかで投入口の位置を変えてください。
チップが入る、横幅で5センチ程度、厚さ分で縦に5ミリ程度の投入口を作ります。
彫刻刀を使って彫っていきます。。これが少し、時間と手間が掛かります。
彫りすぎたり曲がったりしないように、平刀や三角刀などで筋を入れて彫っていきます。
木くずが出るので新聞紙などを広げてその上でやりましょう。
また、彫刻刀やバリで手をケガしないように気を付けてください!旦那さんにやってもらいましょう!w
私たちは投入口を作るための道具が限られているので彫刻刀で作りましたが、糸鋸やノミなど特殊な工具がある場合はそちらを使用していただいた方が綺麗に仕上がると思います。。
最後気を抜くと割れてしまうので注意してください。(夫は気を抜いたらしく、バキッといってしまいました…w)
写真は彫刻刀で削った直後でガサガサしていますが、紙やすりで表面を滑らかにした方が見た目もきれいになります。
透明下敷き
透明下敷きは中に入れたチップが見えるようにするためものです。
透明な下敷きを使用することで特別な加工が不要なのでラクです。
透明な板であれば他のもので代用しても構いません。
ホームセンターなどで塩ビ板が売っているのでそちらを使用しても問題ありません。
塩ビ板は枠の内側に収まるように切り出す必要があります。
板が薄いとしなって(板の重さで曲がって)しまい、チップがスムーズに入らず途中でチップ引っかかってしまうことがあります。
逆に板が厚いと切るのがとても大変になってしまいます。
加工の手間を踏まえると透明な下敷きがおすすめです。
両面テープで下敷きがずれないように固定します。
竹ひご
竹ひごの太さ(幅)がチップの入る幅になります。
前面の下敷きと背面の板に隙間を作るためのスペーサーです。この隙間にチップを入れようというわけです。
今回は調達が容易で丁度よく4ミリの太さだった竹ひごを使用しました。
100円均一では他にも木材を売っていますし、竹ひごを使用する場合でも太さを変えれば、使用するチップに対応できます。
3ミリの木材を使用する場合は、チップの厚みは2ミリ以上。5ミリの木材を使用する場合は、チップの厚みは3ミリ以上になります。
ということで、厚さ3ミリ未満のチップを使用する場合、間に使用する木材の太さに注意してください。
たとえば、5ミリの木材を使用してチップの入る隙間を5ミリで作っていたとします。
使用するチップの厚みが3ミリ未満だった場合、中でチップ同士が重なってしまい、綺麗に入らなくなってしまいます。
竹ひごをフレームの内側に合わせてカットします。こちらの竹ひごは頑張ればはさみでも切れますよ。
写真のようにはさみで挟んだらくるくると回していくと、徐々に細くなっていきますので切る(というか折る?)ことができます。
投入口のところは開けてくださいね。
さっき固定した透明下敷きの上に、両面テープとボンドで固定します。
後は、最初に外したコルクボードを後ろにはめれば完成です!
後ろの押さえる金具がねじで緩めるものだったのでコルクボードをはめたら締めなおせばOKです。
背面にもこだわりたいという方は、スチレンボードやもう少し大きいサイズのコルクボードが100円均一にはありますので、追加で購入して両面テープとボンドで固定すれば背面もすっきりさせることができますよ。
また、背面にも透明な板を使用してもおしゃれになります。
オシャレな三脚にたてるとさらにかわいくなりますよ。100円均一でミッキーモチーフのイーゼルもあるのでオススメです!
100円均一で購入できる材料で、手軽に作れるウェディングドロップスフレームの作り方についてご紹介しました。
冒頭でも書きましたが、ポイントを押さえればいろいろ応用することができますよ。
100円均一でも、200~300円でA4より大きめのコルクボードが売られています。
私たちはそちらを購入し、前面と背面に透明の塩ビ板を取り付けました。
そして、前面には誓いの言葉を書いて、チップを投入してくださった方に承認になってもらいました!
イメージに合わせていろいろチャレンジしてみてくださいね。
また、私たちはミッキー型のチップも自作しました。こちらの記事で紹介しています。
ウェディングドロップスのチップ作り方
素敵な結婚式になることをお祈りしております。