はじめに

結婚式の招待状を自分で作る、用意するという方には、祝辞や乾杯の挨拶、余興を頼むなどの特別なゲスト用に同封する、ふせんについて作り方や文例を紹介します。



ふせんについて

挨拶や、乾杯の発声、余興などを、上司や同僚、友人にお願いしていると思います。

事前にお願いして了承を得ていても、招待状には、挨拶や余興を頼む旨を書いたふせんを同封するする必要があります。

くれぐれも、ふせんでお願いすることがないように、事前に打診して了承を得てから同封するよう注意してくださいね!

ふせんの文例

さっそくですが、ふせんの文例を紹介します。

結婚式参列

披露宴の前にチャペルなどで結婚式を行うことが多いと思います。

チャペルによっては入れるゲストの人数が限られていて、親族だけや親しい友人だけを招待するということもあると思います。

披露宴の前に行う場合には、通常の時間よりも早めに来ていただく必要があります。

もちろん口頭で集合時間等を事前に伝えると思いますが、口頭だけでは時間を忘れてしまい、当日遅れてきてしまうなんてことにもなりかねません。

結婚式への参列依頼と集合時間を書いたふせんを同封するといいですよ。

ちなみに私たちが同封したふせんの文面はこんな感じです。

ご多用中恐縮に存じますが 結婚式にもご参列賜りたく

当時は 午前 〇〇 時 〇〇 分までに

お越しくださいますようお願い申し上げます

挨拶・乾杯

披露宴では、会社の上司や同僚、友人、親族などからお祝いのお言葉・スピーチ、乾杯のご発声をいただくことになると思います。

あらかじめ、直接あるいは電話などで依頼しておきましょう。

大抵の方は快く引き受けてくれると思います。

中にはあがり症で、人前に出るのが苦手だからとお断りされることもあるかもしれません。

そんな時は無理強いせず、他に引き受けてくれる方にお願いした方がいいですね。

『直接お願いしたら断られたから、ふせんでお願いしちゃえ!』

なんて強行には及ばないようにしてくださいねww

誠におそれ入りますが 当日 一言お言葉を賜りますよう

お願い申し上げます

親族紹介

結婚式の前に、新郎側・新婦側の親族紹介をする場合には、その旨も連絡しましょう。

お互いの両親とは顔合わせで認識があると思いますが、親族はこういう場でなければなかなか顔を合わせる機会がないと思います。

また、結婚は新郎・新婦 当事者だけでなく、家同士の新たな繋がりでもあります。

今後は夫側 あるいは妻側の親族とも親せき付合いをしていくことになるので、ご挨拶しておくといいと思います。

お互いゲストや親せきが遠方から来ることもあり、開始時間の関係上、みんなを紹介することはできませんでしたが、普段顔を合わす機会がなかなかないと思いますので、このような場を大事にしたいですね。

誠におそれ入りますが 親族紹介がございますので

当日は 〇〇時 までに

ご光来の程 よろしくお願い申し上げます

余興

友人に余興をお願いしている場合には、余興を依頼するふせんをいれましょう。

ちなみに私たちは、余興はやりませんでした。

その代わり、再入場の際に各卓をゆっくりラウンドして写真を撮りました。

また、抽選会を行いました。抽選会についてはこちらの記事でも紹介しています。

誠におそれ入りますが

当日 余興をお願い申し上げます




受付

私たちは、受付をそれぞれの親しい友人にお願いしました。

誠におそれいりますが 受付係をお願いしたく

当日は 〇〇 に 〇〇 時 〇〇 分までに

お越しくださいますよう お願い申し上げます

アレルギー

依頼のふせんとは違いますが、食物アレルギーの有無を確認するふせんも同封したので、こちらも紹介します。

長い付き合いですが、実は知らなかった、思いもよらない アレルギーがある可能性もあります。

お祝いの場でアレルギー症状が出てしまっては、お互い大変な思いをしてしまうので、少し手間にはなってしまいますが、事前に確認しておくことをおすすめします。

私の友人で、アレルギーではないですが妊活をしている関係で、生ものとカフェインを避けてほしいと返信がありました。

連絡がなければ知らなったことでした。あとから友人に聞いたら、ふせんで食べられないものを連絡してほしいと書いてあったので言いやすかった。と言ってくれました。

ゲストへの配慮も忘れずにしてくださいね。

アレルギーで召し上がることのできない食材がありましたら

お手数ですはございますが 返信葉書へお書き添えくださいますよう

お願い申し上げます

ふせんでお願いするのはNG

何度も言いますが、どうせふせんを入れてお願いするのなら、事前に言わなくてもいいのでは?なんて考えちゃだめですよ!

あくまで、事前に打診して了承を得てからふせんを入れてくださいね。

『招待状を開けてみたら乾杯の発声をお願いされていた!』

自分が受け取った招待状にいきなり入っていたら、ビックリしてしまいます!

また、上司や親戚なら、非常識だ! 常識がない!と思われてしまいます。

最悪、結婚式にすら来てくれなくなってしまうかも…? ゲストに気持ちよく来てもらう、引き受けてもらうために、事前の打診とふせんを準備しましょう。

プレ花嫁・花婿応援

作り方をご紹介するつもりでしたが、印刷して切るだけ!ふせんのテンプレートを作成しました。

こちらのフォームからメルマガ登録いただいた方に配信しています。

プレ花嫁・花婿 応援

是非ご活用いただけますと幸いです。

素敵な結婚式になることをお祈りしております。