はじめに

こちらの記事でオープニングムービーの作り方について紹介しています。

この記事ではオープニングムービー作成の詳細について紹介します。

ここで紹介するやり方は、プロフィールムービーや再入場ムービー作成でも使える方法なので、応用していただければと思います。

素材をトリミングする




まずは、ムービーメーカーを開いて、使いたい素材をドラッグ&ドロップで挿入します。

素材をフルで使用する場合は構いませんが、部分的に使用したい場合や後半はいらないという場合には、動画をトリミングして削除しましょう。

動画をトリミングしたいところにまでカーソルを持って行き、編集タブの分割をクリックします。

マウスでちょうどいいところにカーソルを合わせるのは難しいので、再生→一時停止を繰り返しながら、ちょうどいいところに持っていきます。

一時停止中にをクリックすると、0.03秒(一コマ)ずつ進めることができるので微調整してください。

この辺は根気強くやるしかないので頑張ってください。。(夫ががんばってくれたので私は大変さをほぼ知りません。。。なんなら、作ったムービーを二つぐらいボツにしてるので。。。申し訳ない!ww

丁度いいところに持ってきたら、分割を押すと、一つながりだったムービーが二つにわかれました。

削除したい方を選択するとサムネイル(フィルムみたいな画像)が青く囲われるので、デリートを押すと簡単に消すことができます。

分割する場所を間違ってしまった場合や、削除する方を間違ってしまっても慌てずに。

左上にある矢印マークの戻るボタンか、Ctrl+Zで動作を戻ることで復元できます。

字幕を挿入する

使いたい部分を抜粋できたら、さっそく字幕をいれてみましょう。

ホームタブにあるキャプションをクリックします。

するとテキストボックスが表示されます。

位置を好きなところに変えられます。

テキストボックスを選択すると、新しくテキストツールというタブが開きます。

ここではフォントや文字色、文字サイズ、太字、斜体なども変更できます。お好みで変更してください。

この辺の操作はワードなどと一緒だと思いますので、そんなに抵抗がないと思います。

また、テキストを表示する時間やテキストにつけるアニメーションなども設定することができます。

こちらも、パワーポイントでプレゼン資料などを作ったことがある方は同じような感じですよ。

ただし、同じ場面に二つのキャプションを追加することはできないのでちょっと自由度は低いかもしれません。

スペースや改行をうまく使って、一つのテキストボックスで文字の表示する所を調節するしかありません。

また、一つのキャプション内で複数のエフェクトを付けることはできません。

たとえば、強調したいところだけフォントを変えたり文字色を変えたり、大きくしたり、こんな感じで部分的に変えるのはできません。

どうしても変えたい場合は、一度文字を入れた状態で動画として保存してから、再度ムービーメーカーに取り込んでキャプションを追加すれば、書体を変えることはできます。

役者さんがしゃべっているタイミングと時間から、だいたいの文字数と内容を決めて入力していきます。

あとは同じ要領で、シーンごとにセリフを決めていきます。

オープニングムービーについての記事でも紹介した、1秒4文字ルールを意識しながら作っていきましょう。

これを考えながら作っていくと、映画の字幕を付ける仕事をしている方々はすごいなと心底感心してしまいます。。。あとは作ってくれた夫にも-∀-

直訳するとこう言っているけど、文字数の制限を受けながら、意味が通るように、あるいは日本人がウケる・わかるように噛み砕いたり、文言や表現を変えているので、本当にすごいと思います。

たかだか2~3分のムービーの字幕(それも都合のいい字幕)を作るのでも大変そうなので(夫いわく)

テキストだけでなく、ムービーにもアニメーションを付けることができます。

複数のムービーや画像を繋ぐときは、アニメーションでフェードを入れるとスムーズに切り替わりますよ。

ビデオツールタブのアニメーションを選択すると、切り替え時のアニメーションを選択できます。

ここで注意があります。

フェードなどのアニメーションを付けるときは、最初に設定した方がいいということです。

字幕を入れてから、フェードなどのアニメーションを付けてしまうと、表示時間やタイミングが少しずれてしまいます。

せっかくセリフと合わせた字幕のタイミングがずれてしまうので、注意してください。

素材の途中をカットする



映画予告は途中に公開日などの情報が入ってしまいます。それらの情報は関係ないので削除したいですよね。

やり方は素材のトリミングと同じやり方です。

不要な個所の手前で分割。必要な部分の手前で分割。不要な部分のみをデリートするだけです!

ただし、動画にBGMがついているときは、BGMが途中で途切れるので違和感のあるムービーになってしまいます。

ここからもうひと手間加えますので、分割した後、デリートは押さず残しておいてください!!←ここ重要

素材で使用しているムービーの音だけの素材を用意するのです!

だいぶ面倒になってきています。。。皆さん大丈夫ですかね??^^;

DIYというのは何でも手間がかかってしまうものなのです。やり方を説明するので、もうひと頑張りです!

ムービー素材のmp3化

やり方は2通りあります。

変換ソフト

一つは動画を変換するソフトを使用するものです。

こちらは、mp3変換 無料などで検索するとソフトがいくつか出てきます。

パソコンの容量に余裕のある方や、複数のソフトを使って変換操作をすることに抵抗がない方などはこちらでもいいと思います。

紹介・説明は割愛します。。。

ムービーメーカー

一番簡単なのがムービーメーカーを使う方法です。

疑問に感じた方もいると思います。

現在作業中のムービーメーカーは名前を付けて保存し、新しくまっさらなムービーメーカーを起動します。

音楽ファイルにしたい素材だけをムービーメーカーに取り込みます。

後は、ホームの『ムービーの保存』からオーディオのみを選択するだけです。

これだけで、素材の音楽ファイルのみ保存されます。この方法が、余計なソフトや手間がいらないので一番簡単です。

音楽ファイルの挿入

先ほど作業していた、ムービーメーカーを開き、途中をカットするためにBGMが途切れてしまうムービーに重ねて音楽を挿入します。(ムービーメーカーは同時に二つ以上開けないので不便みたいですね…夫が文句を言っていました。)

音楽ファイルをドラッグ&ドロップでムービーと重なるようにします。

ちなみに、ムービー側の音声はミュートにしておいてください。

音声や音楽が二重に聞こえたり、微妙にずれているときにおかしくなってしまいます。

ムービー側の音声をけす方法は、ビデオツールからビデオボリュームを選択して、カーソルを一番左のミュートにするだけです。

素材の開始位置の変更(序盤を分割して削除)している場合は、それに合わせて、開始位置を変更してください。

音楽ツールの開始時間を変更することで、音楽のタイミングを合わせることができるので調整してください。

ちなみに、音楽も始まりを徐々に大きくしたり、終わりを徐々に小さくしたりと、フェードを追加できます。

いきなり始まったり、いきなり終わったりすると違和感があるときはフェードをいれると自然になりますよ。

素材の途中をカットして不要な部分を分割しておいたと思います。

削除だけしてしまうと、素材側がその分短くなってしまうので、音楽側とずれが発生してしまいます。

そこで、その部分に代わりとなる素材をいれるのです。

代わりの素材を入れたいところで、ホームタブからタイトルを選択します。

するとテキストボックスと黒い画面が挿入されます。これを代わりにするのです。

削除したい部分の素材の長さを確認します。

ビデオツールの再生時間に、削除したい部分の長さと同じ再生時間を入力します。

下三角のタブをクリックすると1秒単位で選択できるようになっていますが、数値を手入力すれば細かく小数点まで設定できます。

そのままではただの黒い画面が表示されてしまうので、テキストボックスにコメントを入れます。

これまでの流れから次に繋がるようにしましょう。

こちらの動画を例にすると、『ジャック達は来ませんが』という代替テキストが入っています。

タイミングやアニメーション、音楽の追加、素材の繋ぎ合わせなど、これらを応用することでできますのでいろいろ試してみてください。

いかがでしたか? ムービーメーカーは無料ですが、かなり機能も豊富で使い方次第ではいろんな可能性を持っています!

私たちは、再入場ムービーやプロフィールムービーも、すべてムービーメーカーで作成しました。

是非使いこなして、オリジナルで素敵なムービーを作ってください。

作成したムービーをそのままDVDに入れても、DVDプレーヤーでは再生されません!

作成した動画は変換が必要です!動画の変換、DVDへのライティングについてはこちらの記事をご覧ください。

ムービーメーカーは重いし、よくフリーズしてしまいます。。。

実は、使用しているCPUが複数あるからなんだとか。。

ムービーメーカーがフリーズして強制終了が頻発する場合は、こちらを試してみてください。ムービーメーカーがフリーズ 強制終了する場合の対策

素敵な結婚式になることをお祈りしております。