はじめに

オープニングムービーとは、披露宴が始まり新郎新婦が入場する前に流すムービーのことです。

ここで二人の簡単なプロフィールを流すパターンや、披露宴前にやった結婚式の様子を流すパターン、ビデオメッセージを流すパターンなど様々です。

いきなり新郎新婦が入場するより、最初にオープニングムービーで会場を温めておくという意味で流すことをおすすめします。

ただし、オープニングムービーを流せるかは、プログラムやタイムテーブルによって違いますし、会場によってはムービーを流す回数で料金が変わってしまうこともあるようなので、

『オープニングムービーを流していいか』
『流すことで追加料金などはかからないか』
『その他、流す内容などに制約がないか』

と言った部分を確認しておいた方がいいでしょう。




映画予告のパロディーが簡単でウケる

結婚式 ムービーなどと検索すると、アットホームなものからプロ仕様のものまで様々出てきます。

その中でも、とっても簡単なのが映画予告のパロディーです。特に、英語だけで紹介されているものです!

百聞は一見にしかず。実際には使用したものから名前や内容の一部を伏せていますが、ご覧ください。

動画準備中

また、試作段階で私の妹からダメだしがあったのでボツになったのがこちらです。(夫的には渾身の出来だったようですが、展開が唐突過ぎて???です。笑)

少しでもクスッとしれもらえたらしめたものです-∀-

当日はノリのいい友人が多かったこともあり、入場前にかなり笑い声が漏れていました!

英語なので何を言っているかほとんどの方がわかりませんので、字幕でいいように変えられるんです!

映像や雰囲気と合わせながら、会場を煽って盛り上げていくといいと思います。

そして、映画予告のいいところは、もともと見たくなるように気になるシーンなどが要約されていて勢いもあり、時間も1~2分程度と長くなく、会場を煽ったり盛り上げたりするのに持ってこいなのです!

オープニングムービーの作り方

それでは作り方を紹介します。

有料の動画編集ソフトは使用しません。無料のソフトで簡単に作れてしまうんです。

使用したのは、Windowsnoのムービーメーカーです。

『聞いたことがある』という方や『使ったことがある』という方、『何それ?』という方もいると思います。

ざっくり言うと、ウインドウズが提供している無料の動画編集ソフトです。

これだけで意外といろんなことができます。ちなみに、動画の作成は夫が担当しましたが、オープニングムービー、再入場ムービー、プロフィールムービー、すべてムービーメーカーで作成しました。

もちろん、有料のソフトをお持ちの方は、そちらをご使用いただければよりハイクオリティーのものが作れるので、そちらをご使用ください。

私たちの例でムービーメーカーでの作り方を紹介します。

まずは、お好みの映画予告の素材をご用意ください。

ここで、薄々気づいている方、気になっている方向けに、著作権についての記事を書きました。こちらをご覧ください。準備中…

かいつまんで説明すると、かなりグレーですが、収益を目的としておらずあくまで個人の利用に留めれば、あまり問題ないと思います。

ただし、会場によってはかなり厳しく、ご祝儀をもらっているから収益が発生しているという解釈のもと、流せないと拒否されることもあるようです。

あらかじめ会場側に流せるか確認をしておきましょう。(せっかく作ったのに流せないなんて悲しいし、労力のムダですからね…)

それでは本題に入ります。その時流行りのものや、好きな映画、思い出の映画、なんでもいいと思います。

注意が必要なのは、日本語吹き替えでないことと、字幕が入っていないことです。

ムービーメーカーを開いたら、素材画像を開きます。

ホームタブのキャプションから、セリフに合わせて字幕を入れていきます。

ここで注意が必要です。それは、文字数です。

あれもこれもと字幕を入れると、非常に読みづらくなってしまいます。

実際に映画の日本語字幕にもちゃんとルールがあるそうです。

1秒4文字ルール

ネーミングは気にしないでください。。

文字を読む速さにはそれぞれ差があります。

読むのが速い人もいれば、読むのが遅い人もいます。

1秒間に表示されている文字の数が多ければ、読み切ることができず、展開が速くて内容についていけなくなってしまいます。

文字が少ないに越したことはありませんが、会話が不自然で成立しなくなったり、情報が少なすぎて逆に内容がわかりづらくなってしまいます。

この辺を考慮すると、1秒間で4文字(漢字はそれだけ一文字)表示するのがちょうどいいのだそうです。

シーンによっては2~3秒表示できるところもあれば、すぐ場面が切り替わり、1秒以下のところもあります。

この辺は内容や文字数を調整する必要があります。

オープニングムービー作成で難しいところは、笑いを取る内容を考えることと、文字数制限だと思います。

映画予告だとムービー自体が要約されていてスピード感がありますが、シーンが次々と変わっていくので、字幕を表示できる時間・文字数が限られるというデメリットがあると言えるでしょう。。。

ただ、この限られた時間、文字数で面白く作るか、その出来栄えによって当日の会場での盛り上がりが変わるでしょう。

やはりオープニングで流すので、自分たちに絡めたり、当日の式の進行や特定の人物をいじる等、笑いを取れるもの、ウケるものがいいと思います。

また、素材によっては、最初にしっとりと感動を煽るものもいいと思います!

是非、作ってみてください♪

映画予告を使う場合、映画の公開日など関係ない情報が入ってしまいます。

そのままでも気にならないという方は構いませんが、そのシーンを消すやり方、テクニックはこちらで詳しく解説しています。こちらの記事も併せてご覧ください。

ムービーメーカーでDIY 予告の不要部分を削除したり、音楽はそのまま重ねる方法

是非参考にしていただけますと幸いです。

素敵な結婚式になることをお祈りしております。